月別アーカイブ: 2020年2月

桜の聖母学院高等学校での健康授業

2020年2月17日に福島市の私立桜の聖母学院高等学校で健康授業を開催しました。高校生対象なので、すでに学習している項目も多かったと思いますが、体全体を通して復習することに大きな意味があったと思います。

損保ジャパン日本興亜福祉財団からの助成金が決定しました!

2019年度 損保ジャパン日本興亜福祉財団「NPO基盤強化資金助成:認定NPO法人取得資金」の助成対象に選ばれました。

この資金を通じて、当NPO法人は今秋の認定獲得に向け活動していきます。

贈呈式が1/30に行われ、その様子が2/3付けの福島民報と福島民友新聞に掲載されました。

また、これに合わせて第2回研修会も行われました。

年末年始にインドネシアに渡航しました:今後の海外活動展望

現在JICAからの委託事業として実施中のインドネシア案件ですが、年末年始に急遽渡航してきました。想定よりも進行が速そうなので、現在の進捗状況の確認をするためです。また、インドネシア事業は来年度以降も活動地域を拡大して継続していく予定ですが、そのための下調べの意味もあります。

現在、Yayasan Generasi Muslim Cendekia (YGMC)にて活動をしています(HPもできました!)が、ここを核としてロンボク島内の似たような学校に拡大しようと考えています。Yayasanとは狭義には財団という意味のようですが、ここでは私立学校法人という感じで使われています。ただ、日本でのイメージと異なり、こうしたYayasanでは保護者が不在であったり、住む家がない子供たちが共同生活をしながら学ぶ、という形態になっています(寄宿舎組と通学組が半々とのこと)。貧しい層のためのボーディングスクール、というとわかりやすいかもしれません。当然こうした子供たちから多額の金銭を支払う能力もなく、かなり安い学費しかとらずに運営している模様です。地域住民全体がこうした学校をバックアップしているようなので、イスラム教の喜捨の精神が表れているのでしょうか。生徒たちは幼稚園児から高校生まで年齢層が幅広く、ある意味日本で普通の学校に行くよりも社会性が身につくかもしれません。

というわけで、YGMC校から「ほど近く、より大規模で郊外型」のYayasan Darul Muhajirin(YDM校)と、「距離があり、より小規模で都市近郊型」のYayasan Penpon Pesantren al-Halimy(YPPH校)を拡大モデルとして次のターゲットとしました。

今回のYGMC校では肺や喫煙について話しました
中央がYGMC校の先生で、両側にマタラム大学教員と大学生です。Youtubeチャンネルも活用しながら今後の計画を相談しています。
YDM校です。規模が大きいので建物も大きい!
さっきとは別の建物の校舎。教室も期待できそうですが、、、
教室内の机は穴だらけ。何とかしたいものです。。。
養殖を教えているのか、生け簀がありました。
YDM校の先生に私たちの活動を話しました。
マタラム大学教授のスナルピ先生も交えて、YDM校の先生たちと。
ネコの足並みがそろっててカワイイ笑
このへんが広いスペースとして利用可能でしょうか。
こちらがYPPH校の寄宿舎です。インドネシアではどこでも見られる高床式休憩所が見えます。
YPPH校寄宿舎内の広めのスペース。
ここの先生たちと相談。うしろの表は全校生徒の名簿。全部で65人と少なめ。
こちらがYPPH校の校舎。
寄宿舎もそれなりに広いスペースですが、校舎のほうが広いです。おそらくいろいろなイベントの時に地域住民が集まるのでしょう。みんなが集まってお祈りするためには広いスペースが必要なので、どの学校もこういうスペースには力を入れているようです。
寄宿舎でウロウロしている子供たちもつかまえて集合写真。
すごい色彩の植木鉢。これは指さしている彼のセンスだと思われます笑
何からできていると思いますか?
実はタオルをセメントで固めて作ったとのことで、彼の工房的なスペースで実演してもらいました。渋谷にいてもおかしくなさそうな彼ですが、実は宗教担当の先生です。どうやって作り方を学んだのか聞いたら、「Youtubeで勉強した」とのことで、やはりYoutubeなどの動画を活用すべきだな、と感じ入った次第です。